オールリソース宣言

ページ番号1008316  更新日 令和5年5月17日

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はじめに

令和5年(2023年)3月27日、オールリソース宣言をしました。
オール・リソース宣言は、SDGsと関連し、サーキュラー・エコノミー推進に当たり市の廃棄物行政の基本的な理念として提唱するものです。
市では今後、市民・事業者への啓発など、さまざまな場面で本宣言を周知していきます。

オールリソース宣言 全文

私たちは、これまで自分にとっていらないもの、役に立たないものを「ごみ」と表現し、「ごみ」は「廃棄」するもの、という考えにとらわれてきました。

いま、地球上に廃棄されるごみは増え、温室効果ガスの発生源となり、地球の資源は枯渇を始めています。また、「ごみ」という言葉は「役に立たない」とする使い方から、価値のない、無用なものの象徴となっています。

人類の存続と安らぎが危ぶまれている今、持続可能な環境と社会の構築に向けて意識や行動の変革が求められています。

私たちは、これまでの「ごみ」という概念を捨ててあらゆるものの価値を肯定し、過去や未来、地球からの預かりものとして活かすことを選択し、全てのものは貴重な資源であり、大切に扱い、使い続け、用を終えたら大切に還すことを当然の行動として、実践することを宣言します。

浪費しない、無駄にしない。 ~ No Waste
不用なものなんて存在しない。 ~ No Garbage
みんな大切な価値がある。 ~ ALL RESOURCE

令和5年3月27日

座間市長 佐藤 弥斗

写真:オールリソース宣言と佐藤市長
オールリソース宣言を手にする佐藤市長

Q&A

Q1:なぜ、座間市は「オールリソース宣言」をしたのでしょうか?

A1:本市では、皆さんから出される廃棄物の収集や資源化に取り組む中で、皆さんの生活に身近な「ごみ」という言葉のイメージについて考えるようになりました。
「ごみ」という言葉は、汚い、壊れた、使わなくなった「利用価値がないもの」という意味で多くの方が使われていると思いますが、科学技術が進んだ今日では、ほとんどのごみが価値のある「資源」として活用できるようになりました。
そこで、「この現代社会において、皆さんが今まで「ごみ」と呼んできたものは、全て貴重な『資源』として、大切にします。」という考えからオールリソース宣言をすることにしました。

Q2他自治体のゼロウェイスト宣言や、ごみゼロ宣言とは何が違うのでしょうか?

A2:ゼロウェイスト宣言は、一般的にごみをゼロにすることを指します。一方で、本市のオールリソース宣言は、「ごみ」という概念(考え方)を捨て、「不用なものなんて存在しません。みんな大切な価値があります。」と宣言したことが大きな違いです。
また、「ごみ」という言葉は、「役に立たない」「価値のない」などの意味の言葉としても使われていますが、本市では、「ごみ」という言葉がこのように使われていることにも目を向け、「ごみ」という考え方自体もなくしたいとも考えました。

Q3オールリソース宣言を実践したいのですが、何から始めたら良いのでしょうか?

A3:「ごみ」の削減というと、皆さんは5R(リフューズ・リデュース・リユース・リサイクル・リペア)を思い浮かべると思いますが、そもそも、5Rの根底には、「ものを大切にする気持ち」があります。オールリソース宣言のなかにも「不用なものなんて存在しない。みんな大切な価値がある。」と示していますが、オールリソース宣言で最も伝えたいことは、「ものを大切にする気持ち」です。
例えば、「これを捨てようかな」と思ったとき、「何かに使えないかな」と考えてみたり、日頃からものを大切にするように心掛けてみましょう。こんな些細なことからでもオールリソース宣言は実践できるのです。

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