松岡 裕久(平成21年入庁 本署第1警備課)

ページ番号1004851  更新日 令和5年1月10日

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本署第1警備課 消防調査係 松岡 裕久

写真:松岡 裕久 市民の方に「ありがとうございました。」とお礼を言われた時、その言葉が私の励みとなり次の仕事への活力となります

座間市を志望した理由

地元のみんなの役に立ちたい みんなを守りたい
私は小学校から高校では座間市に住んでいましたが、大学進学を機に市外で一人暮らしを始めました。大学では講義に部活、バイトをしていたので忙しくなかなか実家に帰省できない日々を過ごしているうちに4年生になり就職活動が始まりました。しかし、その頃自分は何をやりたいのかが解らず就職活動に身が入らないでいました。そんな時、久々に実家に帰る機会がありました。久しぶりに見るまちの景色を見ていて「自分の育ったこのまちには私の家族やお世話になった先生方、そして大切な地元の友達がいるのだ」と思うと、みんなの為に何か役に立ちたいと思いました。そして、みんなを守りたいと思いました。そのような理由から、座間市の消防職員を志望しました。

入庁後の経歴・仕事内容、現在の仕事内容とやりがい

写真:訓練風景

出動のために日々の訓練を通して体力、技術、知識を養っています
私は、現在本署第1警備課消防調査係に所属しています。火災等の災害が発生した場合、出動し活動します。災害時の出動には、火災はもちろんのこと水難救助、交通救助、危険物流出、ガス漏洩等があります。最近では、このような災害時だけでなく、PA連携という意識不明、重体の傷病者がいる場合には救急隊と消防隊で救急活動を行います。これらの活動に備え日々訓練を行い、体力、技術、知識を身につけています。
毎日、筋力トレーニングや訓練ばかりしているように思われがちですが、日中の業務では地水利調査といって消火栓や防火水槽といった消防水利の点検を行いながら巡回を行っています。日々の点検を行うことで万が一災害が起きてしまった時に最大限の力を発揮することが出来ます。その他に救急隊の方たちと地域の自治会や民間企業の方たちにAED(自動体外式徐細動器)の取り扱いや胸骨圧迫、人工呼吸の重要性を認識してもらい、知識と技術を広める活動をしています。この活動を行うことで救急隊が現場に着くまでに適切な胸骨圧迫、AEDの取り扱いを行えるようになってもらえれば蘇生率が上がり、より多くの人の命を救えることが出来ます。
さらに今年度からは、査察業務も行っています。査察業務とは建物に消火器や火災警報器が設置されているか、避難経路に障害となる物が置かれていないかを点検し不備があった場合には指導を行うものです。
仕事をしていてやりがいを感じることは、市民の方に「ありがとうございました。」とお礼を言われ、少しでも困っている方の役に立てたのだと思えた時に、とてもやりがいを感じます。その言葉が私の励みとなり次の仕事への活力となります。私が仕事を始めてから2年が経ちました。その中で感じた悔しさや悲しみをいつまでも忘れることなくこれからも職務に努めていきたいと思います。

受験生へメッセージ

これから、受験される方々はたくさんの夢や希望を持って試験を受けられると思います。内定を取るということはゴールではなく、スタートです。合格することを考えるのではなく、合格してから何をしたいかを考えれば試験や面接の時も上手く出来ると思います。また、それが仕事を長く続けられる秘訣だと思います。「初心生涯」の気持ちを忘れずに頑張ってください。

ある日のスケジュール

  • 8時30分 部隊交代 体操 車両点検
  • 9時 前日部隊からの引継ぎ事項の確認
  • 9時30分 資器材点検 防火衣及び空気呼吸器の着装訓練
  • 10時 部隊業務(訓練・事務処理)
  • 12時15分 昼食
  • 13時 部隊業務(訓練・地水利調査・事務処理)
  • 17時 食事作り
  • 18時 夕食
  • 18時45分 片付け
  • 19時 次の日の部隊への引継ぎ事項の確認
  • 19時15分 自己啓発(筋力トレーニング・資器材を使用した訓練)
  • 21時 シャワー 布団を敷く
  • 22時 仮眠時間(夜間2時間は通信勤務・指定勤務)
  • 7時 起床
  • 7時20分 車両清掃 庁舎内清掃 無線点検
  • 8時10分 交代準備
  • 8時30分 部隊交代(業務終了)

このページに関するお問い合わせ

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