若井　勝行(平成20年入庁　固定資産税課)

企画財政部　固定資産税課　土地係　若井　勝行

座間市を志望した理由

市役所の業務の幅広さに気づいたことをきっかけに
私が座間市役所で働きたいと思ったのは、社会人3年目の頃からです。それまで、市役所の仕事といえば窓口に来庁した方へ証明書を発行、申請書の受付業務が主な仕事というイメージしかありませんでした。ごみの分別収集に取り組む他の自治体をテレビで観たときに、先を見据えた取り組みや、分担して協力し合いながら進めていく姿勢に強い印象を受けました。私が住む座間市ではどうなのか調べてみると、座間市でも分別収集を行っていましたが、ゴミの減量化が課題になっていることを知りました。実際に「リサイクルプラザ」に見学に行ったところ、粗大ゴミとして出された家具を修理し展示販売しており、修理作業している部屋を来場した人が見学できるようにし、資源の有効活用を考える場所にもなっていました。自治体として、市民の皆さんが出されたゴミを安易にゴミにしないといった、テレビで観たような取り組みをしている座間市役所で働きたいと思い受験しました。

入庁後の経歴・仕事内容、現在の仕事内容とやりがい

仕事をしやすい環境作ってくれる先輩方がいる職場
私は固定資産税課で、主に土地の評価をし、土地に対しての固定資産税・都市計画税の賦課業務を行っています。具体的には、登記所から送られてくる登記情報を処理し、翌年の課税に反映させています。また、毎年10月には市内の全ての土地がどのように使用されているかを歩いて調査しています。固定資産税の賦課期日が1月1日ですので、毎年1月から納税通知書を送付する5月1日までは、ほぼ毎日残業しています。
それ以外にも、課税内容の説明や証明書の取得等で窓口に来庁される方への対応、国や神奈川県、他市町村からの照会の回答などの業務を行っています。
固定資産税は、座間市の歳入の5分の1を占める重要な財源である一方、納税者の申告ではなく私たちが評価し課税する税金ですので、公平・公正な課税でなければなりません。そのことを日々意識し仕事をしています。
今の職場は、問題が起きた時に上司や先輩がすぐに駆け付け、みんなで解決しようとしてくれる雰囲気があります。問題を一人で抱えてしまうと仕事をするのが辛くなりますが、問題が起きても声を掛けてくれる人がいると思うと自信を持って仕事が出来ます。仕事のやりやすい環境を作ってくれる上司や先輩が多いので、座間市役所で働けて良かったと思います。
また、平成23年7月に神奈川県の災害派遣職員として宮城県石巻市の避難所支援に行ってきました。8日間ではありましたが、震災の爪痕を見て肌で感じてくることができました。私は、座間市で災害が起きた際に避難所開設担当になっていますので、今回の災害派遣の経験が生かせればと思っています。また、以前から家族に話していましたが、座間市で災害が起きたとき、私は避難所を開設し、その後もすぐには家に帰れないことを改めて伝えました。

受験生へ送るメッセージ

みなさんは、市役所の仕事とはどのようなイメージを持っているのでしょうか？私は、どちらかというと堅いイメージが先行していましたが、実際に働いてみるとそうではなかったです。たしかに堅い部分もあります。それは、「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」という部分では堅くなくてはいけません。しかし、それ以外の部分ではみんなで座間市を良くしようと相談、協力をして仕事をしています。また、座間市役所の職員は、とても向上心が強く、積極的に研修に参加し、知り得た知識をみんなで共有しようという職場の雰囲気があります。これから座間市役所で働くみなさんとも、一緒に取り組み勉強し成長していければと思います。

ある日のスケジュール

• 8時10分　出勤　メール・スケジュールチェック
• 8時30分　始業　朝のミーティング　窓口業務　登記所からの異動通知書処理
• 10時　現地調査
• 正午　昼休み当番（窓口・電話対応）
• 13時　昼休み
• 14時　窓口業務　県から照会に関する回答書作成
• 16時　歳入調定書の変更伝票を作成
• 17時15分　終業　退庁