岸田　あさみ(平成23年入庁　建築住宅課)

都市部　建築住宅課　市営住宅係　岸田　あさみ

座間市を志望した理由

建築を通して座間市をさらに発展させたい
座間市は素晴らしい自然や歴史・文化に恵まれています。豊富な地下水や深い緑の中で「ホタル」が見られるところ、古くからの街並みが残る鈴鹿長宿地域など実にさまざまな魅力のある市です。このような魅力は先人の努力によって、まもり受け継いできたものだと思います。
現在の座間市においても、市民が行政に参加できる手段を積極的に設け、市民と協働してまちづくりを行うという姿勢があり、その点に強く共感し、建築を通して座間市の更なる発展のため、その一端を担いたいと思い志望しました。

入庁後の経歴・仕事内容、現在の仕事内容とやりがい

幅広い分野の勉強ができ、市民の方の声が直接聞ける仕事
私は建築職の技師として入庁し、入庁後から現在まで建築住宅課市営住宅係に所属しています。建築住宅課は、建築係、指導係、市営住宅係の3つの係に分かれており、それぞれの担当は全く異なった業務内容ですが、お互いに協力し合い業務を行っています。
入庁1年目は主に市営住宅使用料などの徴収と滞納事務や市営住宅入居者の入退去事務、建物の営繕維持管理を担当しました。具体的には、家賃の滞納金額が増にならないよう家賃滞納者への督促状送付や電話での催促、訪問や呼び出しなどを行いました。
2年目の今年は新たに市営住宅入居者の収入認定事務を担当しています。業務の流れとしては、来年度の家賃を決定するために、入居者から収入申告書を提出していただき、その申告内容に基づき入居者の収入を認定した後に認定額などについて通知するというものです。このような事務だけでなく、窓口・電話対応もあるので、事務が煩雑になりがちですが、正確さが失われることがないよう慎重に作業をするよう心掛けています。
入庁した当初は何も分からない状態でしたが、上司や先輩職員の方々にご指導いただきながら、徐々に仕事を覚えることができました。わからないことや困ったことなど仕事のことに限らず、なんでも相談しやすい環境を作って頂いており、上司や先輩職員の方々に感謝しています。
現在の仕事は他分野多領域の人たちと関わるため、幅広い分野の勉強ができとても面白いですし、何より市民の方の声に直接触れることができるということが、大きなやりがいだと思います。しかし、ストレスを感じてしまう場面も少なからずあります。私はプライベートな時間にはなるべく仕事を持ち込まないよう、オンとオフの切り替えを自分の中で意識することで、ストレスや疲労感を溜めないよう心掛けています。そうすることでふとした瞬間に、仕事へのアイディアが生まれたりすることもあります。
また、私は課の皆さんの協力を得て、平成24年2月に神奈川県の災害派遣職員として宮城県石巻市の行政事務支援に行ってきました。8日間という短い日程ではありましたが、こういった大規模災害時の行政の役割の重要性を改めて認識しました。
役所という特性上、必ず法律や条例に倣い業務を行うことになりますが、被災地での業務では迅速な判断も求められます。そういった状況下で一人でも多くの方の手助けができるよう、正確な情報を伝え、また、公平に判断していくことの難しさを感じました。今後、座間市が被災地となった場合にはこの経験を生かしていきたいと考えています。

受験生へメッセージ

建築職が配属される部署は限られていますが、市役所の仕事は幅広いため、色々な経験ができます。また、座間市役所には温かい方が多く、職場の雰囲気もとても良いです。現在、建築職の女性職員は私を含めて2人だけですが、女性にも働きやすい職場だと思います。
就職活動中は辛いこともあると思いますが、自分が座間市の職員として働いている姿をイメージすることで、最後の最後まで諦めずに頑張ってください。座間市のためにみなさんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。

ある日のスケジュール

• 8時30分　始業
• 8時40分　スケジュール・メールの確認
• 9時　電話・窓口対応
• 10時　市営住宅修繕について現場確認
• 11時　各種伝票作成
• 正午　休憩　職場で昼食
• 13時　市営住宅の明け渡し検査
• 14時30分　電話・窓口対応
• 15時30分　県からの照会に関する回答書作成
• 17時30分　退庁