若手職員課職員からのメッセージ

ページ番号1004838  更新日 令和5年1月10日

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給与厚生係 佐藤 日奈×人事研修係 佐々木 望

写真:佐藤 日奈、佐々木 望 職員課若手職員から受験生のみなさんへメッセージ


座間市のこと、キャリアのこと、座間市役所についてなど…
座間市の受験を考えているみなさんに知ってほしいことについて語ります!

住みやすく、暮らしにくい

佐々木:新規採用職員の二次研修のときに、班ごとに皆で座間について考えた時があって、佐藤さんの班の意見。短いのにずばり座間という感じで印象に残ってて。

佐藤:ベッドタウンと呼ばれているくらいだから住みやすい街なのに、坂が多かったり、道が狭かったり、コンビニが少なかったり…暮らしにくい部分が結構ある。そういう細かいところを少しずつ直していけば、暮らしやすい街にもなるだろうという考え。その暮らしやすい街づくりをするのが、私たちのような市の職員の仕事のような気がする。

佐々木:うん。受験生の時は、ひとくくりに公務員としてしまうところがあるけど、国と県と市の職員では仕事内容が全然違うし…さらに自治体も自治体ごとに違うから、就職が厳しい時代でも本当にその市で良いのか事前によく調べて受験して欲しいかな。

しょくいんか?

佐藤:新人は窓口に…って思ってたから、4月に辞令をもらったときはびっくりしたな。

佐々木:確かに!でも佐藤さんの仕事は、職員に対する窓口業務って感じがする。共済の保険の内容説明とか、あとは厚生会でチケットを斡旋してるから、その申し込みを受けたりしているし。

佐藤:それにしても一次研修が何日間かあって、それが終わったらすぐ所属の部署に行かなきゃいけないのはね…不安だらけだったな。まだ、私たちは同じ所属に新人が2人で配属されただけありがたかったね。

佐々木:最初のうちは、電話交換手みたいになっていたような…(笑)。早く電話をとるくせに分からないから先輩に回すだけという作業…。でも、年度初めはどこの所属も忙しいから、新人職員には、早く現場に行って仕事を覚えてもらってるね。

28は何の数字?

写真:佐々木さん

佐々木:ずばり何の数字でしょうか。

佐藤:なんとでも言えそうな数字だけど…。

佐々木:そうだね。私も多分そう言う(笑)…少しキャリアの話をしようと思って。早いとみるか遅いとみるかは人それぞれなんだろうけど、座間市では早い人だと40代前半で係長に就くような傾向になってきていて。この年齢はさらに下がっていく予定。だから、入ってから10年くらいで管理職になる可能性があるんだよ。
これとは少し違うんだけど、最初に言った28っていうのは、今の座間市の50歳以上の職員の割合。何度も急な質問なんだけど、この数字が示していることって何だか分かる?

佐藤:うーん…あと10年間のうちに、今働いている職員の30%が退職してしまうってこと?

佐々木:お、さすが!だからさっきの話と合わせて考えると、座間市では早いうちから責任のある仕事を任せられるということ。そして、それを覚悟して欲しいというのを受験生のみなさんに伝えなきゃなと…もちろん、私たちにも当てはまる話なんだけどさ。

だから入ったら頑張らなきゃいけない

佐々木:公務員って、おそらく昔のイメージとはかけ離れていて、年間を通して定時で帰れる所属なんて数えるくらいしかないし、良いサービスのためには、勉強することも努力しなきゃいけないことも山ほどあるしね。あとは、県央の中で小さい方の市だから、職員数はどんどん減って一人の業務量は増加していくだろうし…でも、それを理由にサービスの低下はできないし。そのために、いろいろな知識や技能を習得する意欲が必要なんだと日々感じてて。

佐藤:だから、私は先輩の言っていることや行動をできるだけ見るようにしてるかな。市民の方への対応の仕方、質問に対する受け答え…自分ができなくて知りたいことがあったら、業務をしながらそっちにも神経を向かせて。そうすることで、忙しそうな先輩に聞く機会を減らせるかなと。やっぱり何度も聞いたりするのは悪い気がするし。もちろん、聞かなきゃいけない時もあるけれども。

そんなとき、必要になってくるのがコミュニケーション能力

佐々木:どこに配属されても、いろいろな部署の人と関わりながら仕事をすることになるけど、職場の皆さんは本当に優しいし、気を遣ってくれるよね。でも、正規職員だけでも約800人もいるからね…全員と仲良しというのはなかなか難しいかな。

佐藤:でも、関係を悪くする必要もないから、私は、尋ねる時のタイミングとか、声のかけ方とか、お礼には気を遣うようにしてるかな。

佐々木:それは、市民の方に対するときも大事だよね。コミュニケーションってすごく漠然と大切だと言われているけど、市役所で必要とされている能力としては、いろいろな人の立場に立って考える能力のことを指すと思う。そして、そういう人が求められる人材につながってくるのかなと。

最後に受験生のみなさんへ

写真: 佐藤さん

佐藤:一次研修の時に、「若いうちはいろいろなものを吸収して、風船を大きく膨らませるイメージで…管理職になったらその膨らませた分を部下に分けられるように」ということを教わりました。その言葉の通り、私たちも失敗をしながら日々成長しているところです。

佐々木:厳しい側面ばかり紹介してしまった気もしますが、就職先を決めるためには本当にそこで良いか真剣に考えて欲しいと思っているので、その判断の材料となるものを今回取り上げました。
この「先輩からのメッセージ」のページを作る過程でも多くの先輩方の協力を得て、完成することができました。失敗もありますが、知らないことだらけの世界なので何をやっても得ることの方が大きいです。そして、市役所にはもっと大きな事業を進めている部署はたくさんあり、自分自身の身になることはたくさんあるはずです。

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