原　広行(平成24年入庁　商工観光課)

環境経済部　商工観光課　商工観光係　原　広行

座間市を志望した理由

さまざまな側面がある座間市で、理想の行政サービスを提供するために
私が入庁する約1年前に東日本大震災が起きました。私は、復興支援のボランティアとして、現地での活動や救援物資の用意などに携わる中で、災害時はもちろんのこと、まちづくりや地域活動には、行政にしか出来ない仕事や支援の在り方があるのではないかと強く感じるようになりました。
座間市は、県内の市では二番目に面積が小さいため、市内全域に目が行き届いたり、市民の皆様の声がすぐ耳に入ってきたりします。さらにコンパクトなわりには、住宅が密集し、商業施設や工場が立ち並ぶような地域もあれば、自然あふれる長閑な田園地域もあるなど、さまざまな側面が混在しているため、色々な課題や分野に挑戦することができます。そのため、ここなら私の考えていた『行政にしか出来ないサービスの提供』や『地域に密着したまちづくり』が出来るのではないかと考え、座間市を志望しました。

入庁後の経歴・仕事内容、現在の仕事内容とやりがい

来場者の喜びの声が、次のイベント企画の原動力
私は、入庁してから現在まで、商工観光課に所属しており、二年間は、商業担当として、市内商店会の活性化の業務に携わりました。それまで、商店会のことをあまり意識することはありませんでしたが、仕事を通して、活動が多岐に渡っていることを知りました。例えば、ある商店会では、年に何度もセールやイベントを実施する一方で、通りに街路灯や防犯カメラを設置し、自主的な防犯パトロールを行うことで、地域住民の安全に寄与しつつ、会のPRや集客力の向上に努めています。このような活動や店主の生の声を聞きながら、商店会の実施するイベントやお祭りへの参加、国への補助金申請のアドバイスなど、商店会の活動に携わることで、地域と密着して活性化を目指す商店会の姿が、市の発展には必要不可欠であると強く感じることができました。
三年目は、課内で配置替えがあり、観光分野が主な担当となりました。座間には、200年以上の歴史を持つ大凧揚げの文化があり、毎年5月4、5日に大凧まつりを開催しています。私はその大凧まつりの開催に向けて、企画の立案や各種団体との調整窓口を担っています。また、7月下旬と8月中旬に開催される「ひまわりまつり」の開催にも、観光協会等各団体と連携して取り組んでいます。そして、現在では二つのイベントをよりスムーズに開催すべく、実行委員会の組織づくりに奔走し、日々充実した日々を送っています。
私以外の仕事も同様であると思いますが、実際にスタートしてみると、想定外のことが起きるのは珍しくありません。その場、その場で瞬時の判断が求められることもあります。しかし、課題が難しければ難しいほど、乗り越えて無事にやり遂げたときの喜びはひとしおです。今後も、課題を一つ一つ乗り越えて、来場者の方に「来てよかった」、「また来たい」とお声かけ頂けるような企画を立案し、市の更なる発展に貢献したいと思います。

最後に受験生へメッセージをお願いします！！

『座間市役所ではどんなことをしているでしょうか？』
みなさん、すぐには思い浮かばないと思います。その答えを私たちと一緒に作り上げてみませんか。「今話題になっているこの事業は私が作りました」と言えるような『行政サービスづくり』や『まちづくり』に挑戦してみませんか。
市役所には、常日頃からさまざまな要望が届きます。その届いた声に全力で答えたいと思う方は、ぜひ座間市役所にご応募ください。私たちも、そんなみなさんと一緒に働けることを楽しみにしております。市役所の仕事は市民の皆さんの生活に直結しています。何気なく過ごす毎日に、私達の業務が関わっている場面は数えきれません。だからこそ、市役所にはさまざまな業務が集約されており、制度も役目も異なる組織が部署化され、その全てが連携し市役所ができています。勤続を重ね、さまざまな部署で経験を積むことで、自分の知識の習熟や能力向上も目指せます。また、専門的な研修を受ける環境も整っており、自己成長の可能性を多大に秘めた、素晴らしい職場だと思っています。
受験生の皆さんと、職場でお会い出来る事を楽しみに、私も頑張っていきたいと思います。

ある日のスケジュール

• 8時15分　出勤　メール・スケジュールの確認
• 8時30分　始業　決裁文書の整理
• 9時　関係団体への連絡、調整
• 9時30分　会議資料の作成
• 正午　昼食休憩
• 13時　会議に向けた打ち合わせ
• 13時30分　イベントに向けて他市との打ち合わせ、現地確認
• 16時　報告書の作成
• 18時30分　会議
• 20時45分　議事を整理、退庁

• 先輩からのメッセージ(平成27年度)