座間市の救急業務
座間市の救急業務
救急隊は「座間市救急業務実施規定」にもとづき、医療機関の選定に必要な観察と処置を行い、「神奈川県傷病者の搬送受入及び受入れの実施に関する基準」を考慮して、傷病者を医療機関へ搬送しています。
通報内容や救急隊が観察した結果、緊急性、重症度が高いと判断した場合、ドクターヘリやドクターカーを要請して、医師の緊急処置を受け搬送することもあります。
本当に救急車が必要ですか?
市消防本部では、現在4台の救急車を最大限に活用し、昼夜を問わず救急要請に対応しています。令和5年中の救急出場件数は7,609件で内訳をみると、約半数が軽症でした。
もしも救急車の利用が適正でない場合、生命にかかわる重症傷病者が発生した際に救急車が遅れることが心配されます。本来救急車はケガや急病などで生命にかかわる人を一刻も早く医療機関へ搬送する必要がある場合に要請するものです。
緊急性がなく自分で病院に行ける場合は、救急車を要請することは控え、自家用車または公共の交通機関などを利用してください。
救急車を本当に必要とする人のために、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
こんなときには119番通報を
- 意識・呼吸がない
- 突然の激しい頭痛
- 急にしゃべりづらくなった、ろれつが回らない
- 冷汗を伴う持続する胸の痛み
- 意識状態に異常がある
- 大量出血をしている
- 骨折をして動けない(特に下半身)
- 麻痺やしびれを感じ身体が動かない
※上記以外の場合でも判断に迷うときは、119番通報していただくか、全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」または、24時間健康電話相談を参照ください。
全国版救急受診アプリ「Q助(きゅーすけ)」
住民の皆さんが急な病気やけがをしたときに、医療機関を受診するタイミングや手段、利用できる医療機関および受診手段の情報を提供し、緊急度に応じた必要な対応を支援するためのものです。詳しい使用方法は下記ポスターまたは外部リンクサイトをご覧ください。
こんなときは、今一度考えてください
- 風邪をひいた
- 歯が痛い
- 突き指をした
- 首を寝違えた
- 救急車で行った方が早く診てくれると思った
救命処置
市の救急車には救急救命士の資格を持った隊員が乗車しています。
救急救命士は心肺停止の傷病者に対し、医師の具体的な指示により気管挿管や薬剤投与などの高度な救命処置を実施する事ができます。また、平成26年から心肺停止前の傷病者に静脈路確保を行い輸液やブドウ糖を投与するなど救命処置の範囲が拡大されました。
市には、気管挿管資格救命士27人、薬剤資格救命士28人、拡大された処置の資格救命士35人がいます。(令和6年4月現在)
PA連携とは
119番通報時に、救急隊のみでは活動が困難だと思われる場合に消防車を同時に出動させ、救急隊と消防隊とが協力し救急活動を行っています。
この活動は消防車と救急車が同時に出動し活動することから、PA連携(Pumper Ambulance)と呼んでいます。
活動が困難となる場合とは以下のものがあります。
- 傷病者の意識や呼吸が無い疑いのある場合
- 階段や道路が狭い等の、傷病者搬送が困難な場合
- 傷病者や救急隊員の安全を確保する必要がある場合
また、市内の救急車が全て出動中で、救急車の到着が遅れると判断された場合、消防隊員が先着することがあります。これは救急車の到着が遅れても、消防隊員が心肺蘇生法や観察を行い、救急隊が到着したら医療機関へ搬送できる体制となっています。
消防車には、AEDや簡易的救急資器材が積載されているので、通常の救急活動に近い活動ができます。
関連情報について
24時間健康電話相談
市内在住の方を対象に、健康、医療、福祉、介護、病院情報などに関する電話相談サービスを行っています。詳しくは、下記の「24時間健康電話相談」からご覧ください。
救急車を上手に使いましょう
総務省消防庁より発行されています。緊急性のある症状や救急車を要請したときに準備しておくものなど、緊急の事態が起こる前にご家族皆さんでご覧ください。
消防テレホンサービス
休日、祝日、夜間など見てもらえる病院がわからないときは、消防テレホンサービス046-251-0119へお問い合わせください。
外部リンクサイト
関連情報
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe Acrobat Reader」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
消防署消防管理課 消防管理係
〒252-0011 座間市相武台一丁目48番1号
電話番号:046-256-2214 ファクス番号:046-256-2215
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。