令和5年度座間市原水爆禁止協議会実施事業

ページ番号1008034  更新日 令和6年6月27日

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市原水爆禁止協議会は、昭和32年4月に結成され、我国が唯一の被爆国として「ふたたび悲惨な犠牲者を出さないよう」思想・信条・政治的立場など全てを超越して、市独自の市民ぐるみの素朴な原水爆禁止運動を展開し、核廃絶を達成することを目的に活動しています。
運動は市民の皆さんから募った浄財を基に行っています。令和5年度の主な活動内容を次の通り報告します。

座間市原水爆禁止協議会の主な取り組み

座間市原水爆禁止協議会役員会の開催(4月)(1月)

年に一度、協議会役員が集まり、本年度の活動について話し合い、決定する場です。この役員会によって協議会一年間の活動が全て決定し、ここで決定した内容に沿って活動していく事となります。令和5年度は4月の役員会で結論に至らなかった案件があったため1月にも役員会を実施しております。

原水爆禁止募金月間(8月)

原爆投下および終戦の日を迎える8月、原水爆禁止募金を市民の皆さんにお願いしています。この募金は当協議会の運営やここで紹介している諸事業の活動資金、また、広島市・長崎市や両市に所在する赤十字病院への援護金や市内被爆者の方に対する見舞金など、さまざまな原水爆禁止に係る活動に使用されており、当協議会活動の根底を支えているものになります。
 例年、当協議会では市民の皆さんに募金をお願いするに当たり、市内自治会の皆さんに多大なるご協力をいただいています。本年度も真夏の暑い時期に当協議会の主旨をご理解いただき、ご協力いただいたことに深く感謝し、改めて御礼申し上げます。

なお、募金額の詳細については、「原水爆禁止募金 ご協力のお願い」(添付ファイルより閲覧可)をご参照ください。
 

市内寺社に原爆投下時刻および終戦記念日の12時に合わせて鐘つきの依頼(8月)

核保有国の大使館に、核廃絶に関する声明文の送付(8月)

※詳しくは、下記関連情報「座間市原水爆禁止協議会声明文」をご覧ください。

原爆パネル展(8月)

座間市原爆被災者の会「ひまわり会」より寄贈いただいた原爆パネルの展示と語り部によるパネル説明を実施し、「後世に伝えたい、被爆体験~ヒロシマの記憶~」のDVD上映を行いました。

写真:パネル展の様子

写真:パネル展語り部の皆さん

市役所前および大坂台公園入口懸垂塔に、原水爆禁止の懸垂幕掲揚(8月)

市役所本庁舎前および大坂台公園入口懸垂塔に、核兵器廃絶による世界恒久平和を願う懸垂幕を掲げました。

写真:市役所本庁舎前の懸垂幕

写真:大坂台公園入口の懸垂幕

夏休み!平和勉強会の開催(8月)

市内在学の小・中学生を対象として、戦時中の状況を語り部を通して学びながら、戦時中の悲惨さを知ることにより、平和の大切さを改めて考えてもらおうと企画しています。本年度は、戦争に関するアニメ映画の上映後、当協議会の理事でもある、座間市原爆被災者の会「ひまわり会」の田村 良夫(たむら よしお)会長を語り部としてお招きし、ご自身の体験や見聞きしたことを織り交ぜつつ、史実に基づいて、分かりやすくお話しいただきました。

写真:平和勉強会の様子

見舞金・助成金の支給(10月)

市内居住の被爆者に対し見舞金として1人3万円を、座間市原爆被災者の会「ひまわり会」に助成金として25万円を支払いました。

被災地に援護金の支給(11月)

広島市、長崎市、広島赤十字・原爆病院、日本赤十字社 長崎原爆病院に対し援護金として、各10万円を支払いました。

平和講演会(1月)

広く市民の皆さんに平和に関する意識を持ってもらう事を目的として毎年開催しています。

描いてつなぐ、戦争の記憶 ~この世界の片隅に~
 講師:片渕 須直(かたぶち すなお)氏
 内容:平和にまつわる講演

写真:講演会で話をする講師

写真:平和講演会の様子

以上が令和5年度に行った事業の概要です。令和6年度も被爆者援護、子どもたちを中心とした平和学習機会の提供など、幅広く活動していく予定です。

詳細は「原水爆禁止募金 ご協力のお願い」(添付ファイルより閲覧可)をご参照ください。

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このページに関するお問い合わせ

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