新型コロナウイルス感染症を踏まえた自然災害時の避難に備えて

ページ番号1001654  更新日 令和4年12月7日

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新型コロナウイルス感染症の拡大防止について、3密の回避や人との間隔を空けるなどの新しい生活様式が示されています。
このような状況下においても地震や台風などの自然災害はいつ起きるかわかりません。災害により被災し、避難所で生活をしなければならない状況となった場合は、感染防止対策に万全を期することが重要です。
しかし、災害時は断水により手洗いが十分にできない恐れがあることや、避難所などとなる学校の体育館は3密が避けられないなど、新しい生活様式の継続が困難となる状況が想定されます。
災害時に人の集まる避難所などへ行かなくても済む自助の備えが重要です。

避難とは

「避難」とは、「難」を「避」けることであり、自宅での安全確保が可能な方は、感染リスクを負ってまで避難所などに行く必要はありません。自宅が危険な場合でも避難先は市が開設する避難所などだけでなく、親戚や知人宅または自家用車で安全な区域に避難することも考えられます。
災害により自宅が全壊・全焼してしまった方、土砂災害や洪水の危険性のある区域にいる方など、本当に避難所などに行く必要のある方を適切に受け入れるためには、一人一人の備え、ご理解とご協力が必要です。

新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難について

従来の避難所等の運用体制では、生活スペースは一人2平方メートルと考えられており、避難者が過密状態となることが想定されます。
現在、国や県の新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難所運営ガイドラインなどをもとに、過密状態を避け、十分なスペースを確保できるよう運用体制の見直しを行っております。
避難所などの円滑な開設運営、感染防止対策の徹底、必要な方を受け入れることができるよう、次の事項のご検討・ご協力をお願いします。

  • 親戚や知人宅への避難
  • エコノミークラス症候群に注意した車中泊避難
  • 洪水、土砂災害の危険性があるときは、自宅の2階以上で、崖から離れた部屋に移動する。
  • 分散避難により最寄りの避難所などにて受け入れができない場合があります。
  • マスクの着用、体温計、消毒液(ペーパー含む)、靴袋、中履を持ち出し品に追加する。
  • 避難所などでの受け入れ時は、健康状態の確認、検温など時間を要します。
  • 発熱や咳などの症状がある方は生活スペースを区分します。

※台風や豪雨時は災害の危険度に応じて土砂災害警戒区域または河川の洪水浸水想定区域を対象に避難情報を発令する場合があります。従前は、コミュニティセンターなどの指定緊急避難場所を開設していましたが、その他に、都市公園などの駐車場を車両避難場所として開放しますので、市からの情報に注視してください。
なお、土砂や洪水の対象区域以外にお住いの方は、荒天時は不要不急の外出は控え、自宅で過ごしていただきますようお願いします。

参考

神奈川県作成資料

内閣府作成資料

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このページに関するお問い合わせ

危機管理課 防災計画係
〒252-8566 座間市緑ケ丘一丁目1番1号
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