ボランティア活動

ページ番号1002614  更新日 令和5年9月6日

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ボランティア活動とは、個人の自由意思を基本とし、自分の技能や時間などを進んで提供し、他人や社会に貢献する活動とされ、他人を思いやる心、互いを認め合い共に生きていく態度、自他の生命や人権を尊重する精神などに支えられています。
ボランティア活動には、学校や職場では得られない「出会い」や「気づき」、そして「学び」があります。活動を通して社会で起きていることに気付き、出会った人々の生き方から考えさせられ、自分の生活を見つめ直す機会になります。そして、その中で年齢や環境を超えたさまざまな人々とのつながりも生まれていきます。
活動を始める場所も、そしてきっかけも人それぞれです。自分が好きなこと、楽しいと思えることが社会の役に立つのは、素晴らしいことです。

ボランティア活動を始める前に

皆さんが持っている「やってみようかな」という気持ちから、すでに活動の第一歩が始まっています。その気持ちをいつまでも大切にしてください。また、ボランティア活動を始めるときは、次のことに注意しましょう。

  • 活動の趣旨や、相手(活動先)が望むことや目指すことを理解したうえで始めること
  • 最後まで責任をもって取り組み、決められたことはしっかり守ること
  • 相手(活動先)のプライバシーを守ること
  • 相手に対して「やってあげる」ではなくて、自分が「学ぶ」という姿勢で活動すること
  • 自分の体調管理を心掛け、無理せずにできることから取り組むこと

ボランティア活動の内容

ボランティア活動として、たとえば次のようなことが考えられます。中には個人や有志で取り組むことが可能なものもありますが、基本的にはその活動に取り組むNPOなどの団体に相談して活動を行うのがよいでしょう。

  • 学校の周辺や駅前、公園、河川や海岸などの清掃、空き缶回収
  • 花いっぱい運動へ参加しての地域での花づくりや環境美化
  • 老人ホームなど福祉施設を訪問し話し相手や手伝い、清掃、交流
  • 幼児への本の読み聞かせや簡単な点訳
  • 得意な技術や学習を生かして、車椅子、お年寄り宅の電気製品、子どものおもちゃ、公園のベンチなどの簡単な修理・整備など

各種活動団体リンク

ボランティアを募集したい

活動期間や活動内容の他、なぜボランティアが必要なのか、活動の目的は何なのか、ということを募集する団体のメンバー全員が明確に共有していることが大切です。
ボランティア活動をする人も、受け入れる施設・団体側も、互いに成長できる活動を目指します。

募集する前の確認事項

団体の目的やミッション

団体の活動目的や使命をボランティアに伝えることが大切です。ともに活動をする仲間として、ボランティアが使命を理解した上で活動することができれば、ボランティアにとっても受け入れる側にとってもより良い活動になるでしょう。

活動内容

予定している活動内容は、責任の範囲や量・時間など、ボランティアが対応する活動として、無理のないものでしょうか。最初からたくさんの活動を行うのではなく、ボランティアの経験や希望などを考慮しながら徐々に活動を広げていくことをすすめます。

事前説明の機会

事前に活動内容や注意事項などについて説明することは、ボランティアが安心して活動に入れるだけでなく、受け入れ側と双方の了解が得られる機会となります。

保険の加入

市内在住・在勤の方であれば、事前の保険加入手続きは不要です。ただし、ケースによっては適用されない場合もあります。詳しくは、下記リンク「ボランティア保険(座間市ボランティア活動補償制度)」をご覧ください。

活動で困っている

「やる気があって始めたのに、なんだか上手くいかない。思っていた活動と違う」そんなふうに感じることはありませんか。1~2回の活動だけでは、なかなか馴染めません。活動を続けていくことで、活動にも慣れ、人間関係を築き上げていくことができるでしょう。力まず自然体でほかの人と足並みをそろえましょう。
まず、活動先のスタッフに相談をしてみましょう。また、以下のルールとマナーは守れていますか。
自分自身の活動を振り返ってみることで、気付くことがあるかもしれません。

ルール

約束を守る

やむを得ない理由で欠席、遅刻をする場合は、必ず活動先に連絡しましょう。また、予定していた活動に影響が出るだけでなく、ボランティア仲間にも迷惑をかけることになります。自分の活動に責任を持ちましょう。

知り得たプライバシーを守る(個人情報の保護)

活動を通じて知り合った個人に関すること(プライバシー)をむやみに人に話したりしないように気をつけましょう。

できること・できないことをはっきりさせる

自分が「できること」をはっきりさせましょう。また、「できないこと」については、安請け合いをせず、活動先のスタッフに方法などをしっかり確認をすることで、けがや事故を防ぐことにもつながります。

マナー

自分に何ができるのか、何がしたいのかを理解する

ボランティア活動といっても内容はさまざまです。自分に何ができるのか、自分は何に関心があるのか、活動できる時期・時間はいつなのかを、はっきりとさせましょう。自分の生活ペースの中で無理をした活動は続きません。

活動のニーズを理解する

ボランティアとして「何を求められているのか」「どんな活動を期待されているのか」を理解することで活動がスムーズに進みます。わからない場合は必ずスタッフに確認しましょう。

言葉使いに気をつける

「ねえ」や「あのね」ではなく、名前を呼ぶなど相手を尊重した話し方が大切です。

相手との信頼関係を大切にする

ボランティア活動で一番大切なことは、かかわる人たちや仲間、スタッフとの信頼関係です。ボランティア仲間と協力し、お互いを高めあうことで、一人ではできない活動が生まれます。「誠実さ」を持って対応し、信頼しあえる関係作りに励んでください。

スタッフとのコミュニケーションも大切に

活動によっていろいろなルールがあります。自分の思いだけで行動するのではなく、スタッフからの指示やルールを守った活動をしましょう。また、困ったことがあったら、スタッフに相談してから行動しましょう。

責任ある行動を

他者から見て誤解を招くような行動はしないでください。ボランティアとしてのかかわりであっても、「活動先のスタッフの一員としてみんなから見られている」ということを忘れないでください。

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