東海地震
東海地震とは
東海地震は、前兆(地震前の異常な現象)が検知できる可能性があると考えられている、東海沖を震源とする地震です。東海地方では常に地震データを観測しており、気象庁ではそこから得られた情報から危険度を決め、「東海地震に関する情報」を発表します。
なお、東海地震は、前兆現象が捉えられないまま突発的に発生する場合もあります。また、それ以外の大きな地震が起こることもあります。
神奈川県内では
神奈川県内においては、東海地震が発生すると全県において震度5弱以上の揺れが想定され、特に震源に近い県西部の一部では、震度6弱以上の揺れが想定されます。そのため、被害が大きいと予想される県西部地域の8市11町が、「地震防災対策強化地域」(以下「強化地域」という)」として指定され、緊急整備事業等により対策が行われています。
神奈川県内の強化地域
平塚市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、厚木市、伊勢原市、海老名市、南足柄市、寒川町、大磯町、二宮町、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町(8市11町)
東海地震に関する情報体系
東海地震は、大規模地震対策特別措置法に基づき、予知のための観測が24時間体制で実施されており、観測データにより気象庁から危険度に合わせて3段階の「東海地震に関する情報」が発表されます。
東海地震の注意情報の発表、警戒宣言が発令されたら
東海地震の注意情報や警戒宣言が発令された場合、住民のみなさんは皆さんは地震発生の際、身の安全の確保を速やかに行うための事前行動を行ってください。また、普段からこのような情報を確認し合うことも重要です。
交通機関に関する情報
交通規制(警戒宣言発令時)
警戒宣言発令時には、交通の混乱と交通事故の発生を防止し、地域住民の円滑な避難、緊急輸送を円滑に行うため、交通規制を行います。おおむね相模川以西が通行禁止区域(車両通行が原則として禁止される地域)となり、おおむね相模川以東が、通行制限区域(通行禁止区域内方向への車両通行が抑制される地域)となります。
バスの規制(警戒宣言発令時)
バスの規制に関しては、強化地域内での運行は中止され、強化地域外ではそれぞれの路線の実状を踏まえて可能な限り運行を継続することになります。
鉄道規制(警戒宣言発令時)
神奈川県内を運行する鉄道では、全線運行休止する他、下記の3つの駅で折り返し運転をすることになります。
- JR東海道線、小田急電鉄江ノ島線(藤沢駅)
- 相模鉄道本線(大和駅)
- 小田急電鉄小田原線(相武台前駅)
※県内の鉄道規制図は下図をご覧ください。
※掲載画像は、県・横浜・川崎・危機管理対策推進協議会で作成したリーフレットを活用したものです。
※その他東海地震に関連する情報は、下記関連情報「気象庁ホームページ」をご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
危機管理課 防災計画係
〒252-8566 座間市緑ケ丘一丁目1番1号
電話番号:046-252-7395 ファクス番号:046-252-7773
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