令和6年度水道事業会計決算概要
令和7年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、令和6年度水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。
収益的収支の決算
収益の合計は、20億28万円。内訳は、営業収益(水道料金など)が全体の81.9パーセントを占め、次いで営業外収益(水道利用加入金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、733万円、0.4パーセントの増加となっています。
費用の合計は、21億6,769万円。内訳は、減価償却費が最も多く31.1パーセントを占め、次いで委託料、受水費、人件費、動力費などとなっています。この費用を前年度と比較すると、1億7,659万円、8.9パーセントの増加となっています。これは、営業費用の修繕費と委託料の増加などによるものです。
水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が2億5,857万円増加し、4億8,985万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度の経常利益から2億4,825万円減少し、1億7,397万円の経常損失となりました。最終的な当年度純損失は1億6,741万円で、前年度の純利益より1億6,926万円の減少となり純損失を計上しました。
資本的収支の決算
収入の合計は、3億8,284万円。内訳は、企業債が96.1パーセントを占め、次いで有価証券償還収入となっています。前年度と比較すると、1億1,434万円、23.0パーセントの減少となっています。これは、有価証券収入と企業債の減などによるものです。
支出の合計は、10億3,020万円。内訳は、建設改良費(水道管の布設など施設整備に要する費用)が84.5パーセントを占め、次いで企業債償還金(借入金の元金償還額)となっています。前年度と比較すると3,700万円、3.7パーセントの増加となっています。これは主に、建設改良費の増加によるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6億4,736万円は、損益勘定留保資金などで補塡しました。
損益計算書および貸借対照表
企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書および貸借対照表は下表の通りです。
表1 損益計算書(収益)
- 営業収益
- 16億3,896万円
-
営業外収益
-
3億5,475万円
- 特別利益
- 657万円
- 当期純損失
- 1億6,741万円
- 合計
- 21億6,769万円
表1 損益計算書(費用)
- 営業費用
- 21億2,881万円
- 営業外費用
- 3,887万円
-
特別損失
- 1万円
- 合計
- 21億6,769万円
表2 貸借対照表(資産の部)
- 固定資産
-
168億3,801万円
- 流動資産
- 19億8,953万円
- 合計
-
188億2,754万円
表2 貸借対照表(負債・資本の部)
-
固定負債
- 26億1,724万円
- 流動負債
- 4億1,490万円
- 繰延収益
- 27億5,475万円
- 資本金
- 100億1,960万円
- 剰余金
- 30億2,105万円
- 合計
-
188億2,754万円
添付ファイル
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