令和2年度公共下水道事業会計決算概要
2021年12月23日登録
令和3年9月に開催された座間市議会第3回定例会において、令和2年度公共下水道事業会計の決算が認定されました。ここでは決算の内容を、経営活動に関する収支である「収益的収支」と下水道施設の整備拡充に係る収支である「資本的収支」の二つに分けてお知らせします。
目次
収益的収支の決算
収益の合計は、27億79万円。内訳は、営業収益(下水道料金など)が全体の75.3パーセントを占め、次いで営業外収益(他会計補助金など)、特別利益となっています。この収益を前年度と比較すると、2,637万円、1.0パーセントの増加となっています。これは、営業収益の下水道使用料の増加などによるものです。
費用の合計は、22億9,803万円。内訳は、減価償却費が最も多く59.9パーセントを占め、次いで流域下水道負担金、支払利息、人件費、委託料などとなっています。この費用を前年度と比較すると、6,148万円、2.6パーセントの減少となっています。これは、営業外費用の支払利息などの減少などによるものです。
公共下水道事業の本来の営業活動の結果を表す営業損益は、前年度より損失額が6,096万円減少し、32万円の営業損失となりました。営業外収益および費用を加えた経常損益は、前年度より利益が8,484万円増加し、4億175万円の経常利益となりました。最終的な当年度純利益は4億275万円で、前年度より8,784万円、27.9パーセントの増加となりました。
資本的収支の決算
収入の合計は、3億8,180万円。内訳は、企業債が78.5パーセントを占め、次いで負担金、補助金などとなっています。前年度と比較すると、2億3,589万円、38.2パーセントの減少となっています。これは、企業債の減少などによるものです。
支出の合計は、16億1,943万円。内訳は、企業債償還金(借入金の元金償還額)が89.9パーセントを占め、次いで施設建設費(下水道管の布設など施設整備に要する費用)、流域下水道建設費となっています。前年度と比較すると1億8,240万円、10.1パーセントの減少となっています。これは、企業債償還金の減少などによるものです。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額12億3,763万円は、損益勘定留保資金などで補填しました。
損益計算書および貸借対照表
企業会計の経営成績や財政状態を示す、損益計算書および貸借対照表は下表の通りです。
表1 損益計算書
費用 | 収益 | ||
営業費用 | 20億3,345万円 | 営業収益 | 20億3,313万円 |
営業外費用 | 2億6,458万円 | 営業外収益 | 6億6,666万円 |
特別損失 | 0万円 | 特別利益 | 100万円 |
当期純利益 | 4億276万円 | ||
合計 | 27億79万円 | 合計 |
27億79万円 |
表2 貸借対照表
資産の部 | 負債・資本の部 | ||
固定資産 | 379億8,918万円 | 固定負債 | 116億4,823万円 |
流動資産 | 5億4,955万円 | 流動負債 | 17億1,546万円 |
繰延収益 | 134億4,162万円 | ||
資本金 | 103億1,124万円 | ||
剰余金 | 14億2,218万円 | ||
合計 | 385億3,873万円 | 合計 | 385億3,873万円 |
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