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ユスリカ対策

2009年7月6日登録

 皆さんは「ユスリカ」をご存知でしょうか? 河川や水路等の近くで、たくさんの小さな虫が集まって柱状に飛んでいる、「蚊」に良く似た昆虫です。それがユスリカです。

市内の水路などにおけるユスリカ対策について 
 市では、河川や水路・管渠をなどに発生するユスリカに対して、一時的な効果しかないこと、周辺住民の健康や環境に配慮する必要があることなどの理由で、平成10年頃から原則として殺虫剤の散布を行っていません。
 また、下水道施設全般について、除草剤は一切使用せず、殺虫剤や成長抑制剤(ホルモン類似剤)も原則として使用していません。 

1 農薬等の使用抑制にいたる経過

 
公共下水道の普及率が向上するに伴い市内目久尻川の水質も飛躍的に向上しています。特に平成10年頃からは、魚が生息できる水質となり、カルガモが子育てをし、渡りガモなどの水鳥が、飛来するようになりました。
 また、平成14年には初めてアユの遡上が確認されるなど、目久尻川は、生き物にとって生活の場となりつつあります。また、子供達が川に入ったり、釣りをする人も見られるようになってきました。
 
写真1枚目

 こうした状況に加え、平成15年には農林水産省から「住宅地における農薬使用について」という文書が出され、住民の健康被害に配慮し、できるだけ住宅地周辺で農薬を使わないよう指導されるなど、農薬に対する社会の意識も大きく変わってきました。
 目久尻川上流域等での殺虫剤などの使用は、下流の住民や河川環境(アユ等)への影響が心配されるため、行える状況ではありません。


2 ユスリカによる健康被害はあるのか

写真2枚目

 夏の夕方など、蚊柱を作り頭の上を飛び回る蚊がユスリカです。ユスリカが、人間を刺すことはなく直接的な健康被害はありません。一般的には不快害虫と見なされていますが、泥の中の有機物を消費する(食べる)ことから基本的には益虫と考えられています。
  しかし、大量に発生し、網戸などに付着した死骸が風化し、粉状になって大量に飛散した場合などは、ダニ等と同様にアレルギーや喘息の原因になることがあるため一定の注意が必要です。

3 なぜ大量発生するのか

 ユスリカの大量発生は、人間社会と自然のバランスに関係しています。公共下水道の普及で目久尻川や市内水路の水質が良くなるに従い、それまで汚れがひどく水生昆虫がほとんど見られなかった河川や水路に水生昆虫が住み着くようになり、一時的に生物のバランスが崩れ特定の生物(ユスリカ)だけが増えたためと考えられます。
 さらに水質がよくなればユスリカの発生が減ると共に、ユスリカを食べる生物も増えるため、ユスリカの大量発生はなくなると考えられます。
 当面、しゅんせつによる対応でユスリカ対策を行ってまいります。しかし、最終的には、公共下水道の普及が進み、水路や河川の水質が良くなることが、ユスリカの大量発生を抑える最大の決め手になると考えています。
 

 

4 対策はどうしているのか

 市では、水路等のしゅんせつ(泥さらい)について委託契約を行い、年2回程度必要な箇所のしゅんせつを行っており、毎年7月頃に1回目のしゅんせつを予定しています。
写真:電撃殺虫器 作業方法は、高圧の水で水路の底に堆積した土砂やよごれを洗浄除去し、下流で土砂やよごれなどを回収し、廃棄物として処理しています。この作業によりユスリカが発生源ごと絶たれるので一時的に発生を抑えることができます。上流域から次々とユスリカの幼虫が流れてくるため、完全な防除は困難ですが、しゅんせつ回数を増やすよう努めています。
 また、平成21年6月に相模台幹線上流部(市内、相武台2丁目から相武台3丁目)に成虫のユスリカを駆除するために電撃殺虫器を3台取り付け、水路付近のユスリカが少なくなるように努めています。

 目久尻川等の水質は毎年よくなっていますが、公共下水道への接続が可能となった世帯などに早期接続をお願いしていますので皆様のご理解、ご協力をお願いします。

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